ガリ版体験は、これまでガリ版伝承館の当番の方や、新ガリ版ネットワーク会員が多くを担当していましたが、がりばん楽校の整備に伴い、昨春からがもう夢工房が主に対応しています。昨春から今年1月までに354 名(昨年の倍)の方が体験されました。
子ども対象で、市や施設・団体開催の出前が多かったのですが、全国でも常時体験できる所が無く、インターネットの予約で県外から来られる方もありました。愛知県の方は、近くのジブリパークでガリ版を使うアニメシーンが再現されており、それを見て興味を持ったということでした。広島県の方は帆布にガリ版プリントして観光商品として販売するとのことでした。静岡県の方は刺しゅう教室を開いていてガリ版を使えないか考えているとのこと。きっかけは様々ですが、ガリ版を始める方が全国におられ、少しでもガリ版文化が体験を通して発信できればと思い
ます。