ガリ版伝承館の資料整理作業により、これまで不明だった同館の資料群の全体像が見えてきました。整理作業の過程で「エジソンの手紙発見!」もあり、話題になりました。
同館に所蔵される資料群は大きく二つに分類され、一つは謄写版(ガリ版)を国産で初めて研究開発し普及につとめた堀井新治郎家に残されていた資料群約4,000点、もう一つは同家を平成10年からガリ版伝承館として開館後、各所から寄贈いただいた資料群約1,800点です。
今回の資料目録の作成により、商家の歴史、あるいは地域史、経営史、印刷産業史、ガリ版の技術の変遷や文化史など、様々な分野の研究素材として今後の活用が期待できます。
多くの方にガリ版伝承館の資料に関心を持っていただき、共にその魅力を発信していただければと願っています。
~東近江市ガリ版伝承館~
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