~シカゴ万博のお土産~
- まちづくり協議会 蒲生地区
- 4月24日
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今から132年前の明治26(1893)年に開催されたシカゴ万博で、初代堀井新治郎は、エジソンが発明し、実用化されたミメオグラフに出会いました。帰国後、息子の耕造(二代目新治郎)と共に研究改良を重ね、国産で初めて謄写版の製造販売をスタートしました。
このパンフレットは、堀井の謄写版開発のきっかけとなったシカゴ万国博覧会に行った際、ふるさとの知人へのお土産としたものです。折本仕立てで、博覧会場の全貌から、機械館、美術館、園芸館、農業館、交通館、工芸館など、精巧に描かれたパビリオンや周辺の観光スポットなどが印刷されており、シカゴ万博の盛大な様子が伝わってきます。パンフレットの最後には「先代堀井新治郎氏外国へ謄写版ケンキユ(研究)ニ行カレ帰国ノ時、土産ニ下サレしシャシン(写真)デアリマス」と記されています。
~東近江市ガリ版伝承館~
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